この色打掛には、宝尽くしのほかに、もう一つ、古典柄が入ります。

それは、和傘。相合傘を連想するものでもありますが、災厄から身を守るという意味も持っています。

この色打掛の物語

傘に当たった雨粒が、宝物に変わっていきます。

珠のような雨は宝物に変わり、零れ落ちた雨は、大地を潤す。裾には松竹梅が咲き誇ります。

新しい生活に向かわれる新郎新婦へ、幸せな日々を連想する物語を染め上げました。

各色打掛の詳しいストーリーは、「作品の制作秘話」からご覧ください。

仕掛けは他の柄にもございます。

打掛と言えば、鶴や富士山の柄は付き物です。

しかし、あまり可愛い柄とは言えないという独断と偏見も手伝い、お袖にはこんな景色も広がります。

寄り添う二羽の折り鶴が、傘に見立てたそれぞれの山から、富士山に見立てた一つの山へ向かっていきます。

〇しなやかで、ラインが綺麗に出て、花嫁の美しさを引き立てます。

染めを主体にしておりますので、一般的な刺繍の色打掛よりも、しなやかで、ラインが綺麗に出て、花嫁の美しさを引き立てます。

〇軽さ

また、重量も約3キロなので、重いものは10キロになるといわれる色打掛としては、お身体のご負担も軽いといえます。テーブルラウンドなどもしやすいと言えます。

それらゆえに、ポージングも自在です☆

美しいは勿論のこと、たくさんの物語をご披露することで、

その先の笑顔が起こる色打掛になれば

と思って製作しました。

また、着ているだけで、

これからの人生をより良くなるような縁起の良いものを詰め込みたい

と思い染めました。

素敵なお出逢い出来ることをお待ちしております。

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