- レンタル料金
- ¥580,000(お式当日と前撮り2日間込み)どちらか片方の場合は半額です。
- オプション追加料金
- 一切不要です。着るために必要なものはすべて自由にお選びいただけます。
- 会場への送料
- 無料
- 特別なご提案
- 全ての小物から自由にお選び頂けるだけでなく、小物や掛下のオーダーなども承ります。
- ご新郎最高級正絹黒紋付
- ¥100,000(お式当日と前撮り2日間込み)どちらか片方の場合は半額です。
色打掛
色打掛『几帳桜爛漫』(新品)
平安の都には寝殿造りと呼ばれる貴族の邸宅が並び、ひねもす鳥の声を聴き、水の流れに想いを溶かせ、花を愛で、歌を詠み、恋をするお嬢様がいらっしゃいました。そんな京の雅を感じさせる優しい色打掛です。


裾には、姫の暮らした世界の大切な意匠である「几帳」が多重層の重厚な景色を広げ、全体の柔らかさを支えます。


- 素材
- 正絹
- 技法
- 手描き友禅・カチン描き・風彩染・金彩友禅
- 柄の歴史
- 平安時代~・室町時代~
こちらの色打掛は、雅な今日の風を表現したものになります。
忙しい日常は、時に自然の移り変わりも忘れてしまいます。
しかし、平安時代の貴族の娘たちは、常に季節の流れと自らの心を大切に生きてきました。
和の心が満ちた、おめでたい柄をたくさんちりばめています。


- お柄の意味
- 宝尽くしの吉祥柄です。打ち出の小槌・隠れ蓑・丁子や宝鍵。そこに、新しい門出を意味する桜を満開にしております。
- 使用色数
- 120色(一般的な色数の約2倍を使用することで、深みを出します。)
こちらの色打掛には、幸せなご結婚にふさわしい、吉祥のお柄がちりばめられています。打ち出の小槌や隠れ蓑、破魔矢や七宝、丁子など、幸せを祝うお柄たちが、カチン描きと呼ばれる、日本一繊細と言われる桃山時代の技法で手描きされ、その周りは金銀でくくられています。これも、一枚ずつ金箔を貼り付けていく技法で、これだけ細かい柄には相当の時間がかかりますが、繊細な着姿には欠かせません。
そして、「風彩染」という、「ときつかぜ」独特のぼかし染めを施しています。
これにより、はんなりとした、優しい雰囲気が表現されています。
全てを手作業で染め抜いた、珠玉の逸品です。


- 図案
- 500時間
- カチン描き(墨線描き)
- 200時間
- 彩色
- 500時間
- 風彩染
- 150時間
- 金彩友禅
- 100時間
現代の女性と違い、家を出るということはほとんど無かったようですが、その分、自分の身の回りのものを愛で、丁寧な暮らしをしました。
すぐ近くの人や、ものの大切さを知り、優しい暮らしをすること。
工房で染めている間は、外の世界のことは想像するだけです。
制作期間は約半年。当時のお姫様と同じような状況なのかもしれません(笑)

- ご身長
- 一般的な色打掛の長さです。
また、こちらの色打掛は、袖の寸法を大きめにお仕立てしてあります。
花嫁衣裳など、正式なシーンで着るお着物は、裄(お袖の長さ)をたっぷり取るという決まりごとがあります。その方が優雅だからです。
現代のレンタル色打掛はワンサイズで、裄が足りないこともしばしばあります(ポージング次第で気にならなくなる場合もあります)。
ときつかぜの色打掛は、裄のサイズを現代の方に合った長さに作っておりますので、優雅に着こなして頂けます。


花嫁小物のコーディネートも楽しみながら
風彩染のお衣裳は、他ではありえない色数で染められております。
ですから、小物合わせがとても楽しい。
年間600人のコーディネートをする「ときつかぜ」のコーディネートの深さをお愉しみください。
本当の『几帳春爛漫』の魅力は、これから始まります。