はじめまして、「ときつかぜ」の四代目、加藤洋平です。
この花嫁和装は、「古式ゆかしき伝統を守りつつも、これまでにないものを作りたい」という想いから染められました。
そして、花嫁の皆様が思う存分、自身を表現できるように、と願いを込めています。
はじめまして、「ときつかぜ」の四代目、加藤洋平です。
この花嫁和装は、「古式ゆかしき伝統を守りつつも、これまでにないものを作りたい」という想いから染められました。
そして、花嫁の皆様が思う存分、自身を表現できるように、と願いを込めています。
その中でも、このーときつかぜーでしか染められない、「風彩染」という染め方があります。
現代のぼかし染めの中で唯一国に登録されており、染色はすべて手描きで行われます。
世界でただ1人の花嫁として、-ときつかぜ-の花嫁和装をお楽しみ頂きたい。
そんな願いを込めて、花嫁和装(色打掛・引き振袖)はもちろんのこと、花嫁小物もすべて「一点物」でお作りしています。
お衣裳には流行があります。同時に、流行に左右されない大切な想いがお着物にはいくつも入っています。
昨今は、白無垢に色の付いた掛下を合わせるなど、「花嫁和装が持つ本来の意味」を忘れたご提案もあるようです。
また、色打掛についても、個性と伝統のバランスをとることが難しいものです。
例えば「古典柄」は素敵ですが、あまりにそれに拠りすぎて、個性が限定されていることも。
だからこそ 、私たちは、このお衣裳たちを生み出しました。
「ときつかぜ」のお衣裳は斬新です。しかし、使う技法は、今主流の江戸時代の古典柄よりもっと古く、平安・奈良時代からある技法だったり、江戸古典の柄だったりと、きちんと日本文化の伝承を考えています。
その絶妙なバランス感覚と技法は、全国のあらゆる年代の方へ、年間合計1000名様以上のコーディネートをする「ときつかぜ」だからこそ培われたものでもあります。
お式では、「最高の個性を発揮」しながらも、「列席の誰しもから愛される」お衣裳をお召いただきたいと思っております。
「命がけで」という言葉があります。この言葉は、軽く使ってはいけない言葉と思います。でも、それを本当に体現して染めている姿を私(四代目洋平)は見たことがあります。染め終えてそのまま倒れた三代富士子です(現在は元気に染めています)。だから、私は、どんなに疲れる染や難しい染をしても、「限界までやった」という感覚はありません。そんな私たちの花嫁衣装は、着てくださる方の幸せに繋がる「なにか目に見えない大切なもの」を、端から端まで染め抜いています。
全国の土地を回り、コーディネートしてきました。各地域の呉服屋様では有難いことに常に一番人気を頂き、「予約の取れない着物工房」として、3年先までスケジュールが詰まっています。たくさんのリピーター様がいらっしゃることは、信頼を得られた証だと考えています。
私たちが何よりも大切にしているのは、着る方が心から良かったと仰る、押し付けでないコーディネートです。※コーディネーターは、男女ともおります。
「時津風(ときつかぜ)」。良きときに吹いてくる追い風のことです。
日本では、「風」に名前を付けます。「東風」と書いて「こち」と言ったり、「春の日の光が照る中を、そよ風が吹き渡る」ことを「風光る」と言ってみたりと、なんと2,000語もあるそうです。
これは、世界でも日本だけです。
一真工房は、「風」をテーマに着物を創作している日本で唯一の工房ですので、「風の名前」を屋号に付けようと思いました。
「良い風が吹きますように」
うまくいくことは、追い風が吹いて、とんとん拍子に進みます。
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