ご自身のお衣裳に、妥協したくない花嫁様へのコラムです。
こんにちは。-ときつかぜ-の加藤洋平です。今日は、「絶対に失敗しないため」の花嫁衣裳の選び方について書かせていただきます。とはいえ、一般的なことは、『ゼクシィ』さんや、多くの結婚式サイトが書いてくれています。
ここでは、もう少し突っ込んだことを書いていこうと思います。
この記事を書いているのは京都でも珍しい、「着物作家」兼「コーディネーター」
花嫁和装-ときつかぜ-四代目洋平
着物作家としての衣裳制作と共に、ご新郎新婦様は勿論、年間600人のコーディネートをし、数多くの芸能人・タカラヅカトップスター・テレビ・映画衣裳も染め、コーディネートしてきました。テレビ・新聞・書籍多数。レクサスの選ぶ若き匠京都代表。
こちrから
一生に一回の花嫁衣裳。いざ衣裳室に行ってみると、どれも素敵。大切なポイントは?予算とのバランスは?自分の趣味と他の人の好み、どちらを優先するべき?単純に柄をみるだけではない、色々なポイントがありますよね。
しかし、実はその悩みの前に☑するべきことがあります。
☑ご身長は170cm以上ある
☑体力がない方だ
☑テーブルラウンドをしたい
☑スタイル良く見せたい
☑お衣裳はかなりこだわって選びたいと思っていて、式場提携の衣裳店で選ぶ予定。
これらの項目どれかに当てはまった方は、要注意です!!
☑ご身長は170cm以上ある、もしくは腕が長い。
まずはこの項目。実は、花嫁衣装のレンタルと言うのは、どこでレンタルされても基本的には1サイズしかありません。
平均的な身長として作られています。しかし、残念ながら、近年の高身長の方の腕の長さには対応できておりません。
それ故に、袖が短くて、手首が見えてしまうことになるのですが、これが和服では本来NGなのです。短めなのは浴衣や作業時の着物のイメージとなります。ですが、それよりもっと短いことになってしまい、優雅さの欠けた着姿になることが多いのです。(お写真撮りだけであれば、ポージング次第で全く気にならなくすることも出来ます。)
☑体力がない方だ
色打掛は、その制作工程上、5キロ~10キロあると言われます。また、比較的廉価なお衣裳は全身ポリエステルのことも多いため、正絹以上に暑いこともしばしばあります。(冬でも汗びっしょりと言うお話も)
☑テーブルラウンドをしたい
新郎新婦が各席を周るテーブルラウンド。結婚式の定番でもありますが、全員と触れ合え、こだわりのお姿を近くでご覧いただく機会でもあります。この時キャンドルサービスはじめ、何かの演出をされる方も多いのですが、重くて生地が固い一般的な色打掛では、テーブルラウンドをお勧めされないことも多いです。
☑スタイル良く見せたい
お着物は、お着付けの特性上寸胴になるよう補正しますので、ご体型がわかりにくいというある種の気楽さがあります。しかし、一般的な織物の色打掛は生地がとにかく分厚いので、身体に沿わず大きく見えることは否めません。その重厚感ゆえの諸刃の刃と言えます。
☑お衣裳はかなりこだわって選びたくて、式場提携の衣裳店の中から選ぶ予定。
色打掛の世界のデザインは、非常に狭いと言えます。近年変わったものも出てきてはいますが、変わりすぎていて、「前撮りで着よう」と選択される花嫁様もいらっしゃいます。
つまり、「花嫁の多彩な自己表現」と「厳粛な式事に向く伝統美」が同居している色打掛がなかなか無いのです。
例えばインスタグラムで#色打掛で検索すると、数万件の式でのお衣裳姿が現れるでしょう。しかも、その一覧の中にあるものはどれも色打掛らしく、ご結婚式にそぐわないデザインのものは、ほとんどありません。
逆に、大変失礼な言い方をすれば、似ているものが多いのです。
「古典柄」という言葉を隠れ蓑にして、誰かが昔作ったデザインを配置や色を変えて制作しているものが多いのが現状です。
結論としては、上記に気を付けて、より広い範囲でご自身の望みに合うものを見つけられる方が満足度は高くなるということです。
上記の項目をすべてクリアするように、私たちは色打掛を制作しています。
☑高身長の方にも対応する色打掛
☑重さは3キロ未満
☑織物ではなく染物なので、最高級正絹の風合いが身体になじみ、スタイル良く、ポージングや動きの自由も幅広い
☑ここにしかない、染められない「風」をテーマにした衣裳は、「圧倒的な自己表現」と、「重厚な古典の伝統美」を兼ね備えます。
花嫁様は、一生に一枚の大切なお衣裳を間違いなく選びたい。
そうなるには、的確に候補に触れる機会が必要です。
式場の衣裳室か、提携の衣裳室で自動的に選ぶカップルは、90パーセントを超えます。
逆に、10人に1人の花嫁様が、ご自身でお衣裳を探されるそうです。
私たちの衣裳が最高とは申しません。最高を決めるのは花嫁様だからです。しかし、最高品質と、独特の世界をご用意しております。
花嫁和装レンタル-ときつかぜ-
創業明治元年 伝統的工芸品指定衣裳室
ーときつかぜー受賞歴・メディア
京都でも最高の技術を持つ工房の一つ、一真工房が母体です。それに加えて年間600人のオリジナル着物お誂え・紅白歌合戦・タカラヅカトップスター・『黒革の手帖』他メディア・多くのドキュメント出演・新聞や『ゼクシィ』などメディア多数・受賞歴も豊富な、花嫁の魅力を最大限に引き出せるコーディネートを出来るお衣裳室です。全国へのお衣裳発送も可能です。
SNSのタイムラインで流れる数万枚の色打掛の中で、ぴたりと止まってよく見たくなるような着姿が、貴女のお写真になります。
インスタグラムのタイムラインや、ホームページの作品でーときつかぜーのお衣裳をご覧になられてきゅんとされたら、それが証拠です。
ご来店心よりお待ちしております。
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