豆知識

花嫁和装のコーディネートに必要な小物たち

色打掛が決まったら、コーディネートが大切です☆

花嫁のアイテムとして、必要なものは、「髪飾り」「五点セット(扇子・懐剣・筥迫・帯締め・抱え帯)」「足袋」「草履」「半襟」「重ね衿」です。

初めて聞くという方は、難しさを感じられますでしょうか?実は、洋服のコーデに比べて、和装のコーデはアイテム数は、とってもシンプル。これ以上は増えないからです。

「小物は大物」

そんな言葉がお着物の世界にはあります。一つずつご紹介いたします。

扇子

末広という、小さなお扇子です。式中は、仰ぐためではなく、例えば礼の時、右手で持って、左手を先に添えるて持つことが正式なご挨拶のポーズです。末広がりという言葉にもあるように、未来を祝うものです。

懐剣

武家の女性が護身用に身に着けていたもの。色打掛は、武家のお衣裳ルーツです。

自分の身は自分で守る、覚悟の表れとなります。

筥迫

おしろいや、紅をさす筆を入れる入れ物で、とっても可愛い化粧ポーチです。

「いつも美しく身だしなみを整えて」という想いと共にお持ちくださいませ。

帯締め

「永遠に続く幸せ」と言われる丸い帯締めです。実は現代の平たいものより歴史は旧く、綿を入れた生地で出来ています。「ときつかぜ」では、色物はすべて正絹でご用意しております。

掛下

打掛の下に着る、引きずりのお着物です。白が基本となり、品格も清潔さもありますが、色物を選ぶことも出来ます。胸元や裾で見える大きな面積ですので、花嫁さまの雰囲気を引き立てる色目を大切に選びましょう。白無垢からのお色直しの場合は、少なくとも20分は節約できますので、白のままがおススメです。

抱え帯

現在では装飾的になりましたが、もともとは、お着物をたくし上げる細い帯です。お写真の白地に鶴の柄のものが抱え帯です。白無垢や色打掛では、着ているときは実は見えません。

足袋

白無垢は白と決まりがありますが、色打掛は色物を持っていっても構いません。ただし、基本的には白が綺麗ですので、色物や柄物を使いたいときは、色打掛の雰囲気やトーンを大切にしながら慎重に選びましょう。

半襟

色打掛では、襟元は白無地も綺麗ですが、柄物や刺繍衿にすることも出来ます。衿はお顔に最も近いため、白地に刺繍ものは合わせやすく、色ものは上級コーデになります。色打掛の雰囲気や、トーンを大切にしながら、ご自身のお顔映りを大切にしながらお選びください。

重ね衿

ほんの1cmのオシャレが重ね衿です。でも、この色目でお顔映りが全く違います。

半襟と違い、色のトーンさえ間違わなければオシャレのしやすいアイテムです。

「喜びが重なりますように」という想いを込めて、ご着用ください。

コーディネートは深みを楽しんで☆

いかがでしたでしょうか?和装はシルエットが何百年も変わりません。だからこそ、色や柄を追及するにはもってこいのお衣裳です。オシャレな感性も大切に、楽しみながらコーディネートしてみてください。

ときつかぜの特別なコーディネート

ときつかぜでは、花嫁小物も一点物で、染めています。

さらに、花嫁様に合わせた小物をレンタル代と同額で、一から染めるという、工房ならではのご提案も可能です。

これは日本全国でも大変珍しいことです。最高にオンリーワンの着姿になって頂くために、あらゆるご提案が可能です。

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