打掛②『海と空の出逢う場所』

流水柄の歴史「この色打掛は、潔い。」

この色打掛は、潔い。

というのも、「流水柄」が完全なメインとして染められているからです。実は、流水柄は、何かとの組み合わせが多く、めったに流水だけの図案は見つかりません。でも、その歴史は、本当に深く、他に類を見ません。

流水柄の起源は弥生時代、銅鐸というものに描かれています。

それから、たくさんの流水が生まれました。時代ごとにその形は様々で、江戸時代には、こんな流水も。

「琳派」という絵師の流派の描く流水は有名かもしれませんね。

その形は本当に多種多様で、時代ごとの流水があるのです。

この色打掛には、それが一堂に会しています。まさに

流水柄の色打掛の代表

そう言っても過言ではない柄裄になっています。

美しい着姿の色打掛

流水柄はただ歴史が深いだけではありません。

着姿がたおやかで、動き姿が綺麗になる花嫁衣装なのです。

この美しき流水を身に纏い、悪いものを流し、良い流れに乗ってくださることを祈って、大切に染めました。

お好みに合えば、ぜひ、レンタルをしてみてくださいませ。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


PAGE TOP