この打掛は、「風彩染」だけでは完成しないように創ってあります。
使う技法は二つ。
「金彩友禅」と、「京縫い刺繍」です。
箔を貼っていく作業。時に盛り上がりを作ったりと、当初図案で描いていたことが現実になっていきます。
光が入り、一気に「式服」だけのフォーマル感が出てきました。
間近で見ると、「光りすぎかな?」と思う箔も、少し距離を置いて、列席の方からや、お写真の距離ならば程よく見えてきます。この距離感が大切です。
まだ、「カチン描き」をしてある段階のお写真です。あの日から、ようやくここまで来ました。日程がめちゃくちゃタイトな中、ご協力くださった金彩友禅職人さんに感謝!
この後、刺繍でその姿がさらに変わります。
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