この打掛は、左胸は春の桜、右胸は秋の紅葉となっております。
それは、どちらも季節を代表し、けして同じ季節に咲くことはない「華」です。
この二つの季節、二種類の「風」が、この打掛の中では重なり合っていきます。どのように交差していくのか。
それはさながら、育った環境の違うおふたりが出逢い、一つの世界を創っていくという、この打掛のテーマにほかなりません。
ご結婚式は、これからの始まりにすぎません。変化も、歩み寄りも必要なことがあるかと思います。
桜と紅葉。お二人を象徴するその二つの美しい華が、歩み寄り一つになる姿は、これから幸せなご家庭を築かれるお二人にふさわしいものになるかと存じます。
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