打掛③『几帳春爛漫』

②この打掛、幻の打掛。

こちらは途中経過のお写真ですが。。。

この打掛、お写真をご覧いただけますと、実は、この中で、もともとなかった絵があります。答えは。。

「御簾と縁起柄すべて」もともと染めてはいませんでした。

なんと、この桜すら、もともとありませんでした。

もともとお振袖として生まれたこの打掛。そうなるように、柄を足して足して、ここまで来たのです。

こんな紆余曲折を経て生まれる打掛は、日本広しと言えども無いかと思います。

結婚とは生まれ変わり

だから、白無垢から色打掛と変化してまいります。

この打掛は、まさに生まれ変わりでこうして誕生いたしました。

新しい生活へ、新しい家族関係へ。そんな色打掛なのかもしれません。

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